青い午後

人が愛を知ってから　流した涙の船は
素敵な街をうつし出す　大きな川の流れにのって
海にゆくのかなんて　考えたりする日曜の午後は
あの娘に会いたいとまた　その船を　増やしてる

僕は太陽の　日々を描いていた
恋の始まりを　いつも思っていた

空の彩度があがる　夏の暑い青い午後
肩を並べ　どこかの誰かと　歩いてる影を思いながら
いつかはそれが　自分になる日が来るんじゃないかと生ぬるい
扇風機の前　来るはずもない電話を　待ってる

僕は太陽の　日々を描いていた
恋の始まりを　いつも思っていた　思っていた

空の彩度があがる　夏の暑い青い午後
肩を並べ　どこかの誰かと　歩いてる影を思いながら
いつかはそれが　自分になる日が来るんじゃないかと生ぬるい
扇風機の前　来るはずもない手紙を　待ってる

僕は太陽の　日々を描いていた
恋の始まりを　いつも思っていた　思っていた

Raymond Georges Yves Tanguy

Azure Day